40代50代でも大丈夫!超効率的な学習法で准看護師試験を攻略
「もう歳だから」「勉強が苦手だから」**と、准看護師になる夢を諦めていませんか?
そんなあなたでも大丈夫です。
私も小中高の成績は低く、勉強が苦手なタイプでした。しかし、社会人から准看護学校に入学し直し、効率的な勉強法を実践することで、准看護師試験に合格しました。
暗記力が低下して勉強についていけるか不安な方も多いと思います。しかし、年齢に合わせた学習法を理解すれば、丸暗記よりもはるかに忘れにくく、効率的に学ぶことが可能になります。
年齢に合わせた学習法とは、「エピソード記憶法」です。
私はこれを実践することで、気づけば看護学校を首席で卒業することができました!
このブログ記事では、勉強が苦手だったはずの私が、効率よく記憶できるようになった学習法を紹介します。
年齢や勉強苦手意識に負けない! 准看護師になる夢を叶えるためのヒントを見つけてください。
- 年齢を理由に准看護師になることを諦めようとしている人
- 勉強が苦手で不安を感じている人
- 勉強する時間がなくて学習ができるか自信がない人
- 効率よい勉強法を知りたい人
- 40代50代の人、努力が苦手な人でも効率的に学ぶ方法
- 暗記力に頼らないエピソード記憶法について
- 時間がなくても学びを深める方法
- 首席で卒業した私が実際に行った学習法
勉強が苦手だった私が看護学に目覚めた理由
自己紹介:勉強が苦手だった過去
私は、小学生の頃から勉強が得意ではありませんでした。
- 集中力が続かない: 授業中すぐに飽きてしまい、先生の話が聞けない。
- 暗記が苦手: 単語や歴史上の人物など、暗記が必要なものが覚えられない。
- 理解力が低い: 問題の解き方を理解するのに時間がかかり、応用問題になると全然ダメ。
- 後回しにする:やる気が起きず、やるべきことを後回しにして結局やらない。
そのため、学校の成績は常に悪く、テストでは赤点を取ることも少なくありませんでした。
勉強が苦手であることがコンプレックスで、将来への不安を抱えていました。
勉強が苦手だった原因は、いくつか考えられます。
- 興味を持てなかった: 勉強の内容に興味を持つことができず、ただ義務感で勉強していた。
- やり方がわからなかった: 自分に合った勉強方法がわからず、効率よく学習することができなかった。
- 自信がなかった: 過去の失敗体験から、自信を失っており、勉強に取り組む意欲が湧かなかった。
勉強への苦手意識を克服
そんな私が、准看護師を目指すために勉強への苦手意識を克服できたのは、以下の理由からです。
- 明確な目標設定: 「准看護師ならなければ後がない」という切迫した心理状態にあり、明確な目標を設定することでモチベーションを維持する。
- 自分に合った勉強方法を見つける: 自分に合った勉強方法を見つけ、効率的に学習する。
- 周囲の支え: 家族や友人、先生などの周囲の支えがあってこそ、諦めずに努力できた。
准看護師を目指すきっかけ
私が准看護師を目指したきっかけは、就職難と失業の危機でした。
就職氷河期世代で、学歴も低く、スキルもお金も何も持っていなかった私は、人生に夢も希望も持てずにいました。
通信制大学を卒業後、ようやく見つけた病院での仕事も、数年で部署が閉鎖されました。
絶望の中、看護師に憧れを抱いた私は、貯金がないため看護学校への進学は諦めかけていました。
そんな時に出会ったのが、准看護師という資格でした。新しく学ぶ看護の知識は私にとってとても興味深く、新鮮で、夢中になって学びました。
准看護師の資格取得により、働きながら進学することができ、看護師へのスキルアップも実現しました。
もし、あの時に准看護師という選択肢を選んでいなかったら、今のような人生は送れなかったと思います。
そして今の私の目標は、自信のように学歴やスキルを持たない人が、准看護師という資格を通じて看護職の世界に足を踏み入れるのを手助けする事です。その思いからこのブログを運営しています。
年齢に合わせた効率的な学習法との出会い:エピソード記憶
私も社会人経験を経て、年齢を重ねてから准看護学校に入学しました。
20~30代ならまだ若いから、何でも覚えられるでしょ? と思う方もいるかもしれません。しかし、年齢を重ねても記憶力は総合的に低下しません。
実は丸暗記ができる能力のピークは10歳前後と言われています。そのためそれ以降の年齢の全ての人にとって丸暗記は効率的な学習法とは言えないのです。
では10歳をすぎれば人間の記憶力はどんどん悪くなるのかというと、そうとも言えないのです。
年齢を重ねると得意になるのが「エピソード記憶」です。これは、体験や感情と結びついた記憶で、丸暗記よりもはるかに忘れにくいという特徴があります。
このブログ記事では、エピソード記憶を活用した効率的な学習法や、年齢を重ねてから准看護師になるためのヒントを紹介します。
年齢は関係ありません。 あなたも准看護師になる夢を叶えることができます。
エピソード記憶による学習とは?
エピソード記憶法の概要:記憶の定着メカニズム
「あれ?さっき言ったこと、もう忘れた…」
誰しも経験する、記憶の定着に悩むこと。そんな悩みを解決してくれるのが、エピソード記憶法です。
エピソード記憶法は、個人的な体験や出来事(エピソード)と関連付けることで、記憶を定着させる記憶術です。
なぜエピソード記憶法が有効なのか?
それは、脳の海馬と扁桃体という2つの部分が関係しているからです。
≪海馬と偏桃体の働き≫
- 海馬:空間記憶やエピソード記憶を司る脳の部位。記憶の倉庫のような場所
- 扁桃体:感情処理に関与する脳の部位。感情は記憶と密接な関係があり、記憶の定着を促進します。
エピソード記憶法は、記憶内容に感情を結びつけることで、扁桃体を刺激し、海馬での記憶定着を促進します。
≪例えば≫
- 英単語を覚えるとき、その単語を使ったオリジナルストーリーを作ってみる
- 歴史上の人物を覚えるとき、その人物になりきって行動してみる。
- 買い物リストを覚えるとき、買い物する場所をイメージしながらリストを読む。
このように、エピソード記憶法は、日常生活に取り入れやすく、楽しみながら記憶力を鍛えることができます。
エピソード記憶法は、個人的な体験や出来事(エピソード)と関連付けることで、記憶を定着させる記憶術です。
エピソード記憶法は、記憶内容に感情を結びつけることで、扁桃体を刺激し、海馬での記憶定着を促進します。
- 記憶したい内容をストーリー化する
- ストーリーに五感情報や感情を盛り込む
- ストーリーを繰り返しイメージする
従来の暗記法との比較:エピソード記憶法のメリット
従来の暗記法とエピソード記憶法を比較すると、以下のメリットが挙げられます。
記憶の定着率が向上する
エピソード記憶法は、記憶内容に感情を結びつけることで、扁桃体を刺激し、海馬での記憶定着を促進します。脳科学研究でも、エピソード記憶法が記憶の定着率を向上させることが証明されています。
記憶の想起が容易になる
エピソード記憶法は、ストーリーと記憶内容を結びつけるため、ストーリーを思い出すことで記憶内容を想起しやすくなります。従来の暗記法のように、断片的な情報を思い出す必要がありません。
長期記憶に繋げやすい
エピソード記憶法は、記憶内容に意味を与えることで、長期記憶に繋げやすくなります。単に情報を羅列する従来の暗記法よりも、記憶が長持ちする効果が期待できます。
記憶が楽しくなる
エピソード記憶法は、ストーリーを作る過程で創造性を発揮できるため、従来の暗記法よりも記憶することが楽しくなります。楽しみながら記憶することで、学習意欲も向上します。
応用範囲が広い
エピソード記憶法は、英単語、歴史、人物名、プレゼンテーション内容など、様々な記憶内容に適用できます。従来の暗記法は、記憶内容によって使い分ける必要がありました。
エピソード記憶法 | 従来の暗記法 | |
---|---|---|
記憶の定着率 | 高い | 低い |
記憶の想起 | しやすい | しにくい |
長期記憶 | しやすい | 難しい |
楽しさ | 楽しい | 楽しくない |
応用範囲 | 広い | 狭い |
具体的なエピソード記憶法の実践方法:つまり理解すること
勉強したことをエピソード記憶として保存するための方法は、理解することにほかなりません。
それは、何故なのかを理解することができれば、その理解したということ自体がエピソード記憶となります。
つまり「〇は△である」ということを記憶するのではなく、「なぜ〇は△なのか」という理屈を理解すればそのことがエピソード記憶となり、従来の記憶法よりも忘れにくく、思い出しやすいという強固な記憶になるのです。
参考サイト
【忘れにくく覚えやすい】覚えるべき知識にストーリーをつける!!エピソード記憶についてわかりやすく説明してみた | My Self_Learnオフィシャルブログ (my-self-learn.com)
【40代50代向け】エピソード記憶で准看護師試験突破!好成績を目指せる忘れにくい学習法!実践編
「学内テスト」と「資格試験」両方を意識した学習方法
准看護師資格取得を目指すためには学内テストと、その先の目標である資格試験。どちらも効率的に攻略したいものです。
私の通っていた准看護学校では、講義終了後にテストが実施されていました。単位取得のためには必須のテストですが、その頻度と内容は学生にとって大きな負担です。
さらに、テストに出るポイントを教えてくれる講師と、一切教えてくれない講師が存在するのも悩みの種です。
しかし、後者のテストこそ、資格試験に準じた問題が出題される傾向がありました。これは、忙しい講師陣が資格試験問題を参考にするためです。
そこで活用したのが、「資格試験の過去問集」です。1年生の早い段階から購入し、学内テスト対策に取り入れました。
過去問を学習することで、以下のようなメリットを得られます。
- 学内テスト対策と資格試験対策を同時に行える
- 効率的な学習で時間と労力を節約できる
- 試験本番に役立つ問題演習を積める
過去問集は、学内テストと資格試験の攻略を効率化する、まさに「一石二鳥」の学習ツールです。
1年生の時から過去問集を買うのは勇気がいるけど、効率的に学習するために購入することをおすすめします。
問題集を使い倒せ!理解度確認と弱点克服で合格を掴む
合格への近道は、問題集を徹底的に活用することです。学校の授業と並行して問題を解き、理解度を確認し、弱点を克服しましょう。
過去問集は科目別に問題がまとめられており学びやすく工夫されています。
正解・不正解だけでなく解説も読み込む
単に答え合わせをするだけでなく、解説をしっかりと読み込むことが重要です。なぜその答えが正しいのか、なぜ他の選択肢は誤っているのかを理解しましょう。
理解度と苦手な問題を把握する
問題を解き進めることで、理解できている部分と、理解が難しい(苦手な)部分がが見えてきます。
反復学習で理解を深める
講義終了までに、各領域の問題を2~3回は反復学習しましょう。特に苦手な問題は、解説を読み込み、理解できるまで繰り返し解くことが重要です。
弱点を克服するためのヒント
- 解説を熟読し、理解できない部分は参考書や辞書で調べよう。
- 類似問題を解き、理解を深める。
- 理解できない問題は、先生や友人に質問しよう。
問題集を活用することで、効率的に理解度を確認し、弱点を克服することができます。合格を目指して、積極的に問題集に取り組みましょう。
参考書:選び方と効率的な学び方
問題集の解説だけでは理解が難しい場合、参考書を活用することで知識を深めることができます。
教科書は効率的な学習には不向き
教科書は必要な情報を網羅的に扱っているため、効率的な学習には不向きです。
そこで、参考書の活用をおすすめしますが、准看護師向けの参考書は種類が少ないため、自分に合うものが見つけにくい場合は看護師国家試験用の参考書を活用するのも有効です。
私のおすすめ参考書はこれ一択:『レビューブック』
私がおすすめするのは、「レビューブック」です。レビューブックは、看護師国家試験向けの参考書ですが、イラストや図表を用いて分かりやすく解説されています。
看護に必要な情報が項目別にされており、教科書よりも効率よく必要な情報を見つけることができます。
レビューブックは准看護学生には少し難しいこともあったけど、本当に価値がある1冊でした。
黒板の情報を脳に焼き付ける、究極の集中型ノート術
ノートは不要?
従来のノート術とは一線を画す、型破りな勉強法を実践した私は、授業中にノートを取ることをほとんど行いませんでした。
集中力を高める秘訣
カラフルなノート作りに時間を割くのではなく、黒板に書かれた情報に全集中。重要なポイントを聞き逃さず、資料や教科書に直接メモを取ることで記憶を定着させました。
不器用さを強みに
字が汚いというコンプレックスは、かえって集中力を高める原動力に。無駄な装飾を排し、情報の本質を見極める力を磨きました。
結果重視の学習スタイル
美しいノートよりも、記憶に残る授業。型にはまらない学習法で、効率的な知識習得を実現しました。
記憶を確実なものにする! 二段階アウトプット術
インプットを超えた学習で、記憶を強化
理解しただけではもったいない! 知識を定着させ、確実に使えるものにするためには、アウトプットが重要です。
二段階アウトプットの手順
私は、独自の二段階アウトプット術で、記憶を確実に定着させていました。
第1段階:知識を整理して書き出す
テストのポイントを紙に書き写すことで、頭の中を整理し、理解を深めます。
第2段階:クイズ形式で理解度を確認
書き写した内容を友人にクイズ形式で出題し、解答してもらう。相手に伝えることで、知識をさらに整理し、記憶を定着させます。
効果
この二段階アウトプット術を実践することで、テスト直前に内容をしっかり思い出せるようになり、自信を持って臨むことができました。
2段階アウトプット法のポイント
- 自分で言葉にすることで、理解度が深まる
- クイズ形式で楽しみながら復習できる
- 友人に説明することで、記憶が定着しやすい
この方法はテスト直前の対策や、重要なことを長く覚えておくために、自分の理解度を確認しておきたい場合などにおすすめな方法です
みんなで学ぶと楽しいし、モチベーションも上がるよね。
参考サイト
勉強ではやっぱり「アウトプット」する人が強い! あなたが紙に書き出すべき3つのこと – STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
時間がないからこそ効率的に学ぼう:忙しいあなたに送る私が実践した【チョコっと5分間学習術】
准看護学生共通の嘆き:「仕事や家事に追われて、勉強をする時間なんてない!」を克服!5分間で叶うチョコっと学習
そんな風に嘆いているあなた!誰でも1日の時間は24時間しかありません。大切なのは、限られた時間を有効活用することです。
「スキマ時間」の5分間の積み重ね
通勤時間の5分間、待ち時間の5分間、寝る前の5分間… ちょっとしたスキマ時間を積み重ねれば、意外とまとまった勉強時間を作ることができます。
5分間のチョコっとした学習時間を1日6回つくることができれば30分もの勉強時間が確保できます。
「ながら勉強」も有効活用
音楽を聴きながら、家事をしながら… 無理のない範囲で「ながら勉強」を取り入れてみましょう。
看護学について発信している動画などを探してみてはいかがでしょう。
個人的には准看護師さんには看護師国家試験必修問題について解説しているものをおすすめします。
あくまで一例ですが。有益なコンテンツをご自分で探してみるのも良いでしょう。
仕事と学校の間のわずかな時間でもお昼を食べながら勉強
1日のスケジュールを見直してみよう
本当に必要な時間を見極め、無駄な時間を減らすことで、勉強時間を確保することができます。
SNSやゲームなど、スマホを見るを控えるのが最も効果的
無理は禁物!体調管理も大切
体調を崩したら元も子もありません。睡眠時間を確保し、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
時には休息と自分なりの気分転換をしましょう。
勉強は習慣化が成功の鍵
毎日少しずつでも続けることが大切です。モチベーションを維持するために、目標を明確にしたり、仲間と一緒に勉強したりするのも効果的です。
ちょっとでも勉強しないと落ち着かないと思うほど、毎日の生活習慣に取り入れましょう。
時間がないと嘆く前に、ぜひこれらの方法を試してみてください。きっとあなたにも、勉強時間を作り出す魔法が使えるはずです。
年齢は関係ない!学ぶ意欲と努力が大切
年齢を言い訳にしないで目標を達成しよう。
年齢を重ねて、新しいことを学ぶのは難しいと感じることはありませんか?
しかし、それは誤解です。人間の脳は年齢に関係なく変化し続け、新しいことを学ぶ能力を持っています。
むしろ、年齢を重ねることで知識や経験が蓄積され、新たな学習の土台となるのです。
准看護師を目指すあなたも、年齢を理由に諦める必要はありません。
明確な目標と強い意志があれば、必ず夢を実現することができます。
年齢はハンディではなく、むしろ強みとなるのです。
人生経験によって培われた学習意欲と、豊富な知識・経験を活かして、学習を進めていきましょう。
適切な方法で学習すれば、年齢による学習速度や記憶力の低下も克服できます。
例えば、エピソード記憶法は、記憶に残りやすいストーリーと関連付けて情報を記憶する方法です。
このように、年齢に関係なく、学ぶ意欲と努力があれば、誰でも目標を達成することができます。
おわりに
振り返ってみれば、社会人から准看護師を目指すことは、決して楽な道ではありませんでした。仕事や家事との両立は想像以上に大変で、何度も心が折れそうになりました。
しかし、そんな時でも、夢を諦めずに努力を続けたことで、目標を達成することができたのです。
年齢は関係ありません。学ぶ意欲と努力があれば、誰でも夢を実現することができます。
この経験が、同じように夢を追いかける誰かの励みになれば幸いです。